アメリカ大リーグで活躍する大谷翔平選手は、フジテレビや元巨人の解説者・元木大介氏との間で話題になった出来事に巻き込まれている。事件の発端は、元木氏がインスタグラムに大谷の愛車と共に写った写真を投稿したことだ。これに対してファンや関係者から批判が殺到し、元木氏は後日、投稿を削除し謝罪する事態となった。
大谷の愛車を公開した元木氏は、その意図について「許可を得て撮影したものだ」と説明していたが、多くのファンや視聴者は「現地クルーの許可が大谷選手本人の許可と同義なのか?」と疑念を抱き、コメントが炎上する事態に発展した。これに対し元木氏は、時系列を追って謝罪しつつも、その説明に曖昧さが残り、さらに批判を招いてしまった。
事件が再燃したのは、今年のワールドシリーズの際に元木氏がフジテレビのインタビュー中継に映り込んだことがきっかけだった。彼がピンクの服で登場し、インタビューを試みたが、大谷は一切応じずにインタビュアーを無視する形となった。この場面が視聴者の目に留まり、フジテレビの過去の過剰な取材への反感が再び話題になったのである。過去にもフジテレビは、大谷のプライベートに対する過剰な取材を行い、特に彼が購入した家を空撮したことなどが問題視されていた。
この事態に関して、元プロ野球選手で現在は野球解説者の五十嵐亮太氏がラジオ番組でコメントを残し、その見解が「的確すぎる」として注目を集めている。五十嵐氏は「メジャーでプレーする日本人選手は全員が代理人を通してメディアとやりとりをしている」と述べ、大谷選手が愛車の写真を無断で晒されたことについて「許可を取っていたとしてもリスクが高い行為だ」と苦笑した。
五十嵐氏は、「メディアとの関係性は慎重に管理すべき」と話し、元木氏の行動を軽率と捉えている様子だった。フジテレビと大谷の間には長年にわたる緊張関係があると言われ、大谷はフジテレビのインタビューを再三拒否している。その背景には、日本国内のテレビ局が選手のプライバシーに配慮せず、視聴率第一主義で取材を行っているという批判がある。
特にフジテレビは、選手の自宅まで特定して放送するなど、その手法に対して視聴者からの批判が続いている。
この問題が注目を集めた一方で、視聴者の多くは大谷の対応を支持する声が圧倒的だった。「大谷選手の人間らしい対応が好感が持てる」「彼は人間であって神ではない」といったコメントが多く見受けられた。実際に大谷は、日本国内外を問わず丁寧にメディア対応を行っており、特定のメディアを差別することはないが、取材の方法や内容によっては毅然とした対応を取ることがある。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=172y24lKfSE,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]